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「目を閉じれば彼の顔が浮かんでくる。ショックで教師としての自信を失った」。大津市立中学2年の男子生徒が
自殺してから1年となった11日、生徒が通っていた中学の教師たちは、後悔と無念の思いを募らせて命日を迎えた。
同日朝、男子生徒を追悼して同級生らが書いた作文を教師が朗読し、対応が問われた市教委も全職員が黙とう。
いじめの再発防止と問題を問い続けることを心に誓った。
毎日新聞の取材に応じた複数の教職員によると、自殺後、男子生徒が通っていた中学はホームルームで繰り返し
「どんなに小さなことでも相談してほしい」と伝えた。生徒たちの微妙な変化に気付こうと目を凝らしたが、
自信を失った教師は「本当に生徒が見えているのか。明日にもこの中の誰かが自殺するのでは」と不安になった。
自殺した生徒と接していた教師の一人は、今改めて思う。「何ができたか、何をしなければならなかったのか考え続けている」
一方、中学の生徒たちは、問題を問い続けるため、5月から毎月11日に生徒たちが命をテーマに書いた作文を
校内放送で朗読してきた。この日も3年生4人の作文から「今の自分は誰かを傷つけていないか」「こんなことが
起きないために周りにいる自分たちが助ける必要があると学んだ1年だった」との思いを女性教師が読み上げた。
市教委事務局では始業前、沢村憲次教育長ら職員約80人と本郷吉洋教育委員長らが黙とうした。
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