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新閣僚への攻撃
松野信夫 2012年10月10日 00:00
最近の週刊誌では、野田第３次改造内閣の新閣僚攻撃が早くも始まっている。
週刊誌はどうやら田中真紀子文科大臣と田中慶秋法務大臣がお好きなようで、
両田中が格好の的になっている。しかし両者の攻撃方法は異なっている。
田中文科大臣の場合は、案外、慎重丁寧な姿勢を維持しているので、
マスコミとしては拍子抜けの様子で、かっての外務大臣当時の傍若無人な
振る舞いの紹介でイメージの低下を図っている。
これに対して田中法務大臣の場合はもっぱら外国法人からの献金だ。
政治資金規正法は外国人や外国法人からの献金を禁止している。
これは外国からの資金提供を受けることによって
日本の政治がゆがめられないようにとの配慮からだが、
しかし実際のところ献金者が外国人なのかあるいは外国法人なのかはそう簡単には分からない。
例えば山田太郎のような日本人と見間違えるような通称名で献金されたら、
それを見抜くことは容易ではないし、いちいち献金してくれる善意の人に向かって、
あなたは日本人かどうか聞くことははばかられる。
また企業に向かって外国法人かどうか、
つまり株主の過半数が外国人かどうかを聞くことも容易ではない。
（続く）
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【政治】「バレなきゃ平気」と考える田中慶秋は法相不適格 外国人献金“１年以上前に気付いていた”…ZAKZAK
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