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漫画やアニメで人気のドラえもんは2112年生まれの設定だという。誕生100年前に当たる先月3日には
国内外で記念のイベントが開かれた。あったらいいなと思わせる秘密道具の数々が何よりの魅力だ
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望む場所へすぐに移動できる「どこでもドア」、頭に付けて空を飛ぶ「タケコプター」…。日進月歩の科学によって、
実現するものもあるだろうか。未来の社会を想像すると楽しい。100年後の世界では「夢の医療」も
当たり前になっている可能性が高い
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山中伸弥・京都大教授が、ことしのノーベル医学生理学賞に選ばれた。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を
開発した業績による。さまざまな組織や臓器の細胞になる能力があるものだ。再生医療などに生かすための研究が
世界中で進んでいる。受けるべくして受けた賞といえる
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喜んでばかりもいられない。京都大の研究チームはマウスのiPS細胞を使って卵子を作り、子どもを誕生させた。
既に精子も作っている。理屈としては人工的な精子と卵子でマウスを作れる。いずれはヒトでもできるかもしれない
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国は今、ヒトのiPS細胞から作った卵子や精子を受精させることを指針で禁じている。この先、「できること」と
「していいこと」をどう線引きするべきか。山中教授のノーベル賞を祝福しつつ、生命科学に付いて回る課題にも
あらためて目を向けさせられる。
ソース:URLリンク(www.shinmai.co.jp)