12/10/09 18:37:44.79 24QhTYhB0
現在の日本の個人の金融純資産は1145兆円、企業の負債が264兆円、
政府の負債が611兆円、外国の対日負債が270兆円、合計するとゼロ。
1998年末の日本の個人の金融純資産は950兆円、企業の負債が600兆円、
政府の負債が200兆円、外国の対日負債が150兆円、合計するとゼロ。
この間の増減は、個人資産+200兆円、企業資産+330兆円、政府資産(負債)-410兆円、
外国の対日収支-120兆円、合計するとゼロ。これは個人や企業が頑張り政府がダメとかではなく、
政府の負債が個人や企業の資産に置き換わっているという事。管理通貨制度では貸借は一致する。
個人から政府まで皆が協力して全ての借金を返済したら預金から財布の中の小銭までなくなる。
この世に金が必要なら借金だって必要。政府の負債を全額返済という考えがおかしい。
経済成長に伴い国の借金総額は増加して行くのが当然。
むしろ、日本は流通通貨量(借金)が足りないから円高・デフレで不況なんだ。
デフレ不況の今、個人や企業に大借金しての消費や投資は困難。
だから国債を大増発して公共投資をしてデフレ不況を終わらせる必要がある。
しかし、マクロ経済が分からず、家計簿感覚の有権者が多く、
みんなだの維新だの民主だの逆効果の主張が
横行しているからバブル崩壊後20年以上低成長なんだ。