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◆山中教授との一問一答◆
Q 受賞の一報を聞いたときに何をしていたか。
A 正直な話、受賞すると思っていなかった。家にいて洗濯機がガタガタと音がするので、
直そうと、洗濯機の前で座り込んだ時に私の携帯電話がなった。英語で話しかけられたので
(受賞を)知った。ノーベル賞に匹敵する人はたくさんいるし、私よりふさわしい人もたくさんいる。
その中で私に電話がきたことは、本当かどうか信じられないというのが正直な気持ち。
研究者は、何枚ものベールに包まれている真理を1枚1枚はがすのが仕事。
1枚めくると別の1枚が出てくる。だが、どの1枚も等しく大切だ。私たちがやったことも、
ガードン先生がめくったのと同じように、ベールをめくったらiPS細胞がいきなり見えてきた。
Q 電話で首相は何と言ったか。
A 首相と直接話すのは生まれて初めて。緊張したので正確に覚えていないが、
野田総理から「おめでとうございます。日本国の皆さんを元気にするような受賞で、
国を代表してお祝いの言葉を申し上げる」と身に余る言葉を頂いた。
私たちは国からの税金を毎年20億円もらって研究している。
一つの成果としてこの受賞があったが、私たちの本当の仕事は
iPS細胞を使った医療を実現すること。これからもしっかり仕事を進めていきたい。
>>2へ続く
(2012年10月8日23時09分 読売新聞)
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