12/10/08 23:11:29.73 0
中国海軍の航空母艦・遼寧が就役した。東・南シナの覇権確立を目指す戦略が透けて見える。
本格的(正式)空母が実運用されて以来、制海権確保には海洋制空権確保が不可欠になったためだ。
日本のエネルギー資源の9割が東・南シナ海を通過するから、この海域の覇権は日本の政治・経済の命運を確実に握る。
今以上に、日本政府は中国に卑屈になるということだ。
発展途上の中国空母は数々の課題・問題を抱えており楽観する専門家もいるが、それは違う。
10年後に空母機動艦隊が創設されれば、低戦力であろうが、海空軍力に乏しい東南アジア諸国への政治・軍事的効果は飛躍的に増大。
ヒト・モノ・カネの減少に歯止めのかからぬ自衛隊との戦力バランスが大きく崩れる「元年」ともなろう。
中国空母機動艦隊を迎え撃つ戦略・戦術・作戦の構築は急務となった。持ち時間は僅か10年。
遼寧はウクライナから購入したワリヤーグを、6年もかけて改修し、昨年8月以来、10回の試験航海を繰り返してきた。
最大の問題は、艦上機発艦が「スキージャンプ」方式による点。発艦するには「蒸気カタパルト=射出機」方式もあるが、
蒸気カタパルトを生産できる国は米国をおいてない。そのはずで、Y字型のパチンコで石を飛ばすイメージといえば容易いが、
九十数メートルの滑走で、30~35トンもの艦上機を2~3秒間で時速300キロまで加速させられる技術が伴うからだ。
ソース 産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
画像 大連港に停泊する中国初の空母「遼寧」。艦首が反った「スキージャンプ」方式で艦上機は発艦するが、この方式だと大きな制約を受ける=9月22日(共同)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
過去スレ ★1 2012/10/07(日) 23:58:31.19
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(続)