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世界最高齢の女性とみられていた旧ソ連グルジアのアンティサ・フビチャワさんが
132歳で亡くなったと、現地メディアが7日伝えた。イタル・タス通信によると、
葬儀が同日行われ、親類や知人ら何千人もが訪れたという。
フビチャワさんのパスポートには、ロシア帝国時代の
1880年7月8日生まれと記載されている。ソ連の集団農場で働き、
第1次と第2次の世界大戦、ソ連の創設と崩壊、グルジアの独立を経験した。
12人の孫、18人のひ孫、4人の玄孫がいると伝えられる。
生前、長寿の秘訣(ひけつ)を報道陣に聞かれ、「毎日朝食の後、
仕事をする前に50グラムのチャチャ(ブドウでつくるグルジアのウオツカ)を飲んだ。
これが大いに元気をくれた」と話していた。
フビチャワさんをめぐっては、出生日時を特定する書類が十分ではないとして、
世界の最高齢記録には認定されていなかった。米国の老人学研究グループの
リストでは、現段階の世界最高齢は米国女性のベシー・クーパーさん(116)としている。
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