12/10/08 16:47:07.19 0 BE:545652353-PLT(12066)
>>1(の続き)
日本が他国と関係なく歴史を刻んでいるかのようだ。
グローバル化の時代を生きる若者に、異文化を理解し、共生する姿勢を育む。そのために、世界史の中に日本史を位置づけて教えるべきだと説く。
とりわけ近隣の国民と健全な関係を築くために―と、近現代史と東アジアの重視を打ち出しているのも目を引く。
日本史は中学と高校で同じような中身を繰り返す。世界史と日本史も大戦期などは重なりが多い。整理して無駄を省けば大事な時代に時間を割ける。
世界史と日本史が分かれたのは、明治政府が「国史」と「万国史」を分けて以来という。
近代国家として発展する中で「国史」が国の威信を高めるのに使われたと指摘される。
もうそんな時代ではない。海の向こうの金融危機が国内の雇用に響く。経済ひとつとっても自国の中では完結しない。
必要なのは、退屈な丸暗記ではない。「いま」を考えるのに役立つ勉強だ。(引用終了)
asahi.com 2012年10月8日(月)付
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