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★歴史教育―世界の中の日本を学ぶ
もっと近現代史を学校で教えよう。尖閣諸島や竹島の領有権問題をきっかけに、政治家が相次いでそう発言している。
田中真紀子文部科学相は就任会見でこう語った。教科書は現代史の記述が薄い。ファクトはファクトとして出す。
自分なりの考えを持てる人間を育てる。そうでないと、国際社会で発信力のある日本人はできない。
橋下徹大阪市長も「相手と論戦するには、相手の立場を知らなければ」と話した。
領土や歴史認識についてどんな立場を取るにせよ、中韓を始め近くの国との関係について史実を知っておくことは大切だ。
近現代と東アジアを中心に、世界の中の日本を学ぶ。そんな歴史教育に見直してはどうか。
高校の授業は標準で週30コマ。総合学習や情報など科目が増え、理科離れも指摘される。歴史だけ大幅には増やせない。
制約の中でどう充実させるか。
日本学術会議が昨年、興味深い提言をしている。高校の世界史と日本史を統合し、「歴史基礎」という新しい必修の科目を作るというものだ。
科目のつくりかえは簡単ではないが、真剣に耳を傾けるべき提案だ。現場で実験的な授業も始まっている。文科省は長い目で検討を深めてほしい。
提言はこう訴える。
日本史を世界史と切り離して一国史的に教える傾向がある。
日本史で外国が描かれるのは戦争や交流があった時だけ。かたや、世界史のアジア史の項には日本がほとんど出てこない。(>>2-3へ続く)
asahi.com 2012年10月8日(月)付
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