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大阪市のホームページに無差別殺人を予告する書き込みをしたとして逮捕・起訴された男性が、
事件と無関係の可能性が出てきたとして釈放された問題で、この男性のパソコンが感染していた
特殊なウイルスは、三重県警察本部が、先月、別の書き込み事件で逮捕した男性のパソコンにも
感染していたことが警察関係者への取材で新たに分かりました。警察はこの男性を釈放しました。
ことし7月、大阪市のホームページに「大量殺人をします」などと無差別殺人を予告する書き込みを
したとして、大阪・吹田市の42歳の男性が逮捕され、その後、起訴されました。
ところが、その後の調べで、男性のパソコンが特殊なウイルスに感染し、第三者が遠隔操作して
インターネット上に書き込みできる状態になっていたことが分かり、大阪地方検察庁は、先月、男性が
事件に無関係の可能性が出てきたと判断して、裁判所に勾留の取り消しを請求し、男性は釈放されました。
警察関係者によりますと、男性のパソコンが感染したのと同じウイルスは、三重県警察本部が先月
14日に威力業務妨害の疑いで逮捕した27歳の男性のパソコンにも感染していたことが新たに分かり
ました。
この男性は、インターネットの掲示板に「伊勢神宮を爆破する」などと書き込んだとして逮捕されましたが、
この男性が「身に覚えがない」と一貫して容疑を否認したほか、警察が詳しく調べたところ、この男性の
パソコンに何者かが不正にアクセスし、男性のIPアドレスから掲示板に書き込みをした可能性があることが
分かったということで、起訴はされず、逮捕から1週間後に釈放されたということです。パソコンに残っていた
感染したウイルスのファイルの名前も、大阪と三重で同じだったということです。
警察関係者によりますと、このウイルスの存在は、これまで日本国内で確認されていなかったということで、
警察は、このウイルスがパソコンに感染した詳しいいきさつについて捜査を進めています。
ソース NHK 2012年10月7日
URLリンク(www3.nhk.or.jp)