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ドイツ東部のベルリンやザクセン州などで起きた生徒・児童の集団食中毒で、ドイツ消費者保護・
食品安全庁は5日、給食に使われた冷凍イチゴが原因である可能性が非常に高いと発表した。
ノロウイルスが原因と疑われているが、まだ完全に解明されていない。
同庁やロベルト・コッホ研究所によると、患者への聞き取りや食材の供給ルートの調査から、
給食でデザートに出されたイチゴの砂糖煮の可能性が高い。冷凍イチゴの加熱が不十分で、
菌が死滅しなかったと見られる。ドイツメディアによると、イチゴは中国から輸入されたという。
9月25日から28日ごろにかけて計5州の学校や幼稚園などで約1万1200人が下痢などの
症状を訴え、ドイツで過去最大の集団食中毒とされる。死者は出ていない。(ベルリン=松井健)
ソース 朝日新聞 2012年10月6日
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