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民族浄化
これらの異民族のうち、漢族と袂を分けて独立したがっているのがウィグル族と
チベット族である。中国は有無を言わさず「お前らは中国人なんだ、独立なんて
考える必要はない」と武力で恫喝し、同時に漢民族を大量に入植させ、人口比率
を漢民族優位に立たせようとしている。これを民族浄化という。武力を背景に
絶対に独立を認めない中国共産党とチベット、新疆の対立は歴史の闇の部分と
して覆い隠されている。はっきり言ってマイナーな知識である。左翼に染まった
学校で習うようなことではない。これは中国が厳重に、それとなく情報規制して
いることに起因する。
漢民族は1950年ごろ、ウィグル自治区に漢族を大量に入植。その増殖率は半端
ではなく、当初人口7パーセントだった漢族が91年には40パーセントになり、
ウィグルでの最多民族は漢族になってしまった。ウィグル族が危機感を強める
のも無理はない。
おまけに民族格差が激しく、漢族は裕福だが、他は大変貧しい。ウィグル族では
反漢運動が高まり、分離独立運動も高まってくる。歴史上イスラム教国との関係が
深く、無宗教の共産主義に染まりにくい。アカにとってイスラムは天敵なのだ。
しかし、中共は軍を背景に絶対独立を許さないかまえである。
チベットは第二世界大戦後、人民解放軍の侵略を受け、中国の一部として平定さ
れてしまう。1950年代後半には人民解放軍による宗教弾圧が激しくなり、抵抗運動
が高まる。武力衝突することもしばしばで、その度に虐殺が行われた。国際社会は
チベット問題を人権弾圧程度の見方しかしておらず、民族浄化は進行中である。
中国は漢化政策の名のもとに、チベットの文化、伝統、宗教を徹底的に弾圧して
いる。チベット語を禁止し、ペキン語を推奨する、チベット僧を政治犯の名のもと
に拷問、虐殺を今も続けているのだ。ただの人権問題などではなく、民族浄化なの
だと認識する必要がある。彼らは「チベット人」が中国から消えるまで続ける
つもりなのだ。
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