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★【埼玉】今こそ心の日中友好を 「東京中国歌舞団」19日にコンサート
在日中国人の音楽家らでつくる「東京中国歌舞団」(東京都北区)が19日、所沢市民文化センターで演奏会を行う。
尖閣諸島をめぐり日中両国の対立が続いているが、
劉錦程団長(64)は「こういう時だからこそ文化を通じて心の友好を深めなければならない」と、意欲を燃やしている。 (上田融)
劉団長は中国・遼陽出身の残留孤児二世。一九八一年に来日し翌年に歌舞団を結成、音楽活動を続けている。
所沢市内には「中国帰国者定着促進センター」があることから毎年、帰国者らを招いて演奏会を開いており、今回が十五回目となる。
歌舞団は、高齢化が進む残留孤児の養父母の慰問も二十年前から続けており、今年も九月、中国東北地方の家庭を訪問した。
演奏の合間には養父母の現在の様子なども報告する。
演奏会は、上海市出身で蕨市在住の陽二蓮副団長の歌を中心に行う。
二胡(にこ)などの中国楽器を使いながら、中国の歌劇や映画の主題歌を歌うほか、
日本の代表的な歌曲「早春賦」なども演奏する予定。
劉団長は「私も戦争の犠牲者の一人。現在日中が対立しているが、再び同じようなことを繰り返してはならない。
そうしたメッセージも伝えられれば」と力を込める。陽副団長も「養父母を慰問する度に平和の大切さを思い知らされる。
国交正常化四十周年、養父母訪問も二十周年なのでぜひ成功させたい」と話している。
演奏会は十九日午後六時半から。チケットは三千五百円(全自由席)。
問い合わせは、東京中国歌舞団=電03(5814)3***=へ。
※注意 電話番号は記事等でご確認ください
東京新聞 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)