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大阪市営地下鉄の車両全体を覆うパチンコのラッピング広告について、
「射幸心をあおる」と市民が苦情を寄せたところ、市交通局は「昨年4月に廃止した」と回答した。
ところが広告列車は今も走っている。広告主側が打ち切らないかぎり自動更新される
契約のためで、まだ数年間は走り続けるという。
現在、御堂筋線で大手パチンコ業者名入りの電車が1編成(10両)走る。
ギャンブル依存症の人を支援する団体の女性(43)が、2010年9月から
「ギャンブル依存症は深刻な社会問題」と何度か廃止を求めたが返事はなかった。
それが今年7月に突然、「11年4月に廃止した」とのメールが来たという。
市交通局によると、御堂筋線のパチンコ業者のラッピング広告は05年4月スタート。
広告料年約2500万円は貴重な収入だった。しかし、「パチンコによる借金苦の自殺も多い」
などの複数の苦情を受け、広告審査基準を改定。11年4月から、パチンコや
公営ギャンブルのラッピング広告は新規契約を取りやめた。
ただ、現在の業者との契約は、車体の廃車など「当局の業務上の支障」がない限り、
毎年自動更新されるため、「今後数年、掲載される可能性がある」(市交通局)。
業者側も「広告を続ける方針」と話す。
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