12/10/06 07:45:07.88 347FGsmB0
>>549
矛盾といえば、いちばん矛盾しているのは右翼たちの立ち位置だな。
戦時中の右翼たちや右派軍人は、東條英機を批判し、彼を失脚させようと策謀を練り、
陸軍内では彼の暗殺計画まで立てられた。
右翼の中野正剛は、東條から弾圧され、遂には抗議自決した。
東條が終戦直後に自決しようとして失敗した時、「死ぬことも満足にできないヘタレ野郎」と嘲笑したのも右翼たちだった。
しかし、彼が靖国神社に祀られたら途端に、「東條をちょっとでも批判する者は左翼」ということになってしまった。
当時の現役の老右翼の中には、戦時中に東條を批判した者も多かっただろうに、コロッと変節した。
こういう‘矛盾’が、日本近代史の中には多過ぎる。