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NHK関連団体の剰余金886億円 検査院が改善求める
NHKの関連団体が2005年度にNHKなどとの取引で得た利益のうち、剰余金が総額886億円に上っていたことが、
会計検査院の調べでわかった。 受信料収入の一部が関連団体にプールされていることになり、検査院は改善を求めた。
検査院の調査対象は、NHKの子会社21社、関連会社4社、公益法人など9団体の計34団体のうち、健康保険組合を除く33団体。
NHKの05年度決算によると、受信料収入は6024億円で、事業収入の約95%を占める。
33の関連団体の同年度の収入は計2847億円で、このうちNHKとの取引総額は1148億円だった。
子会社などは財務体質の強化などを理由に配当を抑えたため、剰余金は総額886億8800万円に上った。
剰余金が多かったのは、番組制作会社「NHKエンタープライズ」の155億円、
出版社「日本放送出版協会」の127億円、放送設備会社「NHKアイテック」の114億円など。
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