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★公平中立な放送とは?
全ての報道は意図すると、意図しないとに関わらず、結果としては一定の思想や、
考え方が微妙に反映されるもので、それを全て排除することは非常に難しいことです。
国民1人1人が、それぞれ自分の考えや価値観を持っているのと同様に、一つの物事に
対して、賛成もあれば、反対もあり得るのが自由主義社会の原則である以上、公平性、
中立性、客観性を完全に担保することはあり得ないでしょう。要するに全ての事象に
関して、意見が分かれるのが現実だと言うことです。
だからこそ、色々な思想や、考えや価値観に基づく情報が複数存在し、それらの多面的で、
多角的な情報を収集し、個々人が主体的にそれらを取捨選択して、自分なりの考え
(思想信条や価値観)を導き出すことが一番大切だと思うのです。
要するに何処か一つの報道だけに頼って、不偏不党、公平中立な情報を手に入れる
ことは、不可能なのだと言うことです。
そうなるとNHKだけが、国民から受信料を徴収しているから、国民を代表する公共放送
であって、報道機関として正統だとの主張は、全く意味を持たないことになります。
多種多様な報道機関が併存し、色々な立場や情報に基づき多面的な報道が行われてこそ
報道は、その指命を果たせるのです。
その意味では、NHKも数多ある報道機関の一つに過ぎません。
ところで、NHKが政治や企業犯罪などの不正を暴くようなスクープを放送したことが
あるのでしょうか。私は記憶にないのです。
NHKは総花的では有っても、思想信条や国論が分かれるような場合には、極力公平を
保つとの考えが先行し、結局、物事を深く掘り下げることができないように感じます。
同時に、民放のスクープの後追いをしているのが現実ではないでしょうか。
今でも日曜日に放送されている”政治討論会”を過去見たことがありますが、国会での
論戦より、もっと単調で、各党が自分達の主張を、順番に整然と披露する程度の内容で、
核心に触れるようなことは絶対にありません。
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