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冬の風物詩・鍋に欠かせない存在となった鍋用調味料は、食品の中でも市場規模の
伸び率が大きいカテゴリーのひとつ。その起爆剤となったのが、2008年の「カレー鍋」、
2009年「トマト鍋」のヒットだ。以降、各メーカーは新しいトレンドを作るべく、
毎年バラエティ鍋の新メニューを競って発売するようになった。
2010年と2011年は「カレー鍋」「トマト鍋」に匹敵するようなヒット鍋は
生まれなかったように思えるが、実は密かにブレイクしていた鍋がある。
それが、「スンドゥブ 韓国家庭料理 豆腐でつくるチゲの素(辛口)」(丸大食品)。
2007年から発売していた商品だが、認知度が高くなった2010年から売り上げが急激に伸び、
2011年にブレイク。同社ではこのヒットにより同年、スンドゥブシリーズ3品を含む
韓国シリーズ全体で約30億円(売価ベース)を売り上げている。日経POSデータでも
鍋用つゆ市場全体の伸び率に対する同社の貢献度は非常に高く、鍋つゆが売れない夏場も売れ続け、
鍋用つゆの商品ランキングでは同社のスンドゥブが1、2位を独占。
同社ではその要因として「“豆腐があればすぐできる”という簡便性と韓国ブーム、
それを支える健康イメージ」にあるとみている。韓国料理としてキムチ鍋よりも本格的で、
豆腐と卵が主体なので健康にいいイメージが受けたというわけだ。
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