12/10/04 14:59:50.82 0
(>>1のつづき)
王氏は反日思想の持ち主。そんな王氏が「日本のODA」を評価しただけに驚きを持って言論界では受け止められた。
学生たちを中心に「日本が中国の発展に寄与していたなんて知らなかった」「中国政府はなぜ今まで国民に
黙ってきたのか」との声があがったという。その後日本の対中ODAについて研究し、論文を発表する学生たちが続出した。
上海の大学に勤務する日本人教員はいう。
「王氏が日本のODAを評価したのは親日家に生まれ変わったわけではなく、当時中国が対アフリカODAを
増やしていたという背景があったからです。投資、貿易、経済協力の三位一体で進める日本のODAは
中国政府の研究対象となっていた。
王氏は日本式のODAの良いところを学んで、アフリカ諸国との良好な関係を構築せよ、と述べたかったんでしょう」
この問題については王氏のブログでも度々取り上げられ、ネットでは現在に至るまで読み継がれていた。しかしながら
ここにきて、尖閣問題からの反日デモで一転して悪役になってしまったという。
現在、王氏のもとにはこんな声が数多寄せられている。〈中国がアフリカ諸国に行なっている心からの無償の
援助とは違う〉〈日本の対中支援は、中国市場を活性化させ、より多くの自国製品を売り込む意図のもとで行なわれた〉
つまりは中国発展の最大の受益者は日本であるという意見。いやはや、まったく困った国である。(以上)