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野田第3次改造内閣で入閣した田中真紀子文部科学相(68)に対し、教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏
(65)が2日、「文部科学省や地方教育行政改革へ、ズバッと切り込んでほしい」と、期待を寄せた。「おかしい
ことはおかしいと役所の中から発信できるのは、真紀子さんしかいない」。真紀子氏の“突破力”が、改革につなが
るとの見方も示した。
尾木氏は2日、日刊スポーツの取材に、真紀子氏の文科相就任について「大きな期待を寄せています」と話した。
「直感力というか、外務省を『伏魔殿』と表現したように、素朴に物事の本質をズバッとおっしゃることができる」。
真紀子氏の歯に衣(きぬ)着せぬ発信力に、改革の息吹を感じ取っていた。
背景には、尾木氏自身が感じる現在の教育行政に対する疑問がある。
尾木氏 ヒエラルキーという、閉鎖的な官僚体系がある。地方の小中高校も手のひらに乗って、民主的な行政省庁
ではない。教育委員会の罪もいじめ問題に出ているのではないですか。
大津市で起きた中2男子のいじめ自殺問題で、外部有識者による第三者委員会委員を務める尾木氏。抜本改革の必
要性を痛感している。真紀子氏に期待するのは、文科省と地方教育行政のダブル改革だという。
尾木氏 文科省は地味な省庁ですが、日本の未来を背負う。壊さなくてもいいので、中から発信してほしい。それ
ができるのは真紀子さんしかいない。役所が抱えている問題を、おかしいものはおかしいと外にさらしてほしい。
真紀子氏は2日、「役所と対立するつもりはない」と話したが、尾木氏は「我慢できないと思う。爆発するんじゃ
ないですか。そんなに現実は甘くない」と指摘。「能力は高い方。官僚と対立するのではなく、ブレーンをつけ知恵
を借りながら切り込んでほしい」と、対立ではなく味方をつくるべきとアドバイスした。
2以降に続く
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