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頭部はオスで、胸部と腹部はメスの特徴を併せ持つノコギリクワガタの珍しい標本が、
6日から千葉県立房総のむら・風土記の丘資料館(栄町龍角寺)の企画展で展示される。
クワガタは体長約5センチ。茨城県立竜ケ崎第一高2年の平山夏樹さん(17)が今年6月、同県牛久市内の雑木林で生きた状態で発見。
平山さんは昆虫に詳しい千葉県立成田西陵高の清水敏夫教諭(40)の紹介で、クワガタを東京都内の昆虫専門誌の編集部に持ち込んだ。
角のように伸びた大あごと頭はオスそのものだったが、
前脚が平たくギザギザしている▽体が厚い▽羽根に光沢がある▽後脚が短いなど胸から下はメスの特徴を持っていた。
標本化する際に専門家が調べると、生殖器も雌に近かったという。
清水教諭は「染色体異常で左右で雌雄に分かれるケースや、雌雄の特徴が混在するモザイク型は報告例があるが、
体の前後でオスとメスに分かれたノコギリクワガタは聞いたことがない」と話す。
平山さんと清水教諭は12月ごろに専門誌で発表するほか、同誌が今後発行する最新の図鑑にも標本が掲載される予定。
平山さんは「めったにないことで、光栄です」と喜んでいる。
写真:真ん中がオス、メス両方の特徴が混在する個体。頭部はオス(左)に似ているが、後ろ脚の長さはメス(右)と同じ=県立成田西陵高校で
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毎日jp 2012年10月03日
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