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>>1(の続き)
スマートフォンに代表されるように、世界市場を舞台とした競争になると、技術力とともに生産や販売の力がなければ勝てない。
「選択と集中」を進めるなら、なおさらである。
シャープが開発した省電力の液晶パネルは象徴的な例だ。米アップルのタブレット端末向けに売り込んだが、
世界販売に必要な量を供給できないことなどから、思うように進んでいない。
オンリーワンの技術も量産と販売の条件が整わないと、ロンリーになりかねない。
今後の命運は鴻海との交渉に左右される。合意にたどり着くまでには、なお曲折があるかもしれない。
ただ、販路を広げ、ガラパゴス化した日本的経営を変革するには、東アジアの有力企業同士が国境を越えて融合するのも時代の流れだろう。
日本企業の再生と強化を考えるには、視野を大きく持ちたい。
asahi.com 2012年10月3日(水)付
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