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・気象庁によると、四国は３０日未明、近畿は同日朝から台風１７号の強風域に入る見込み。
非常に強い台風１７号は２９日、沖縄県名護市の西約３０キロの海上を時速３０キロで北東に
進んでいる。四国地方には３０日昼前に、近畿地方は同日昼過ぎから夕方にかけて接近、
西日本から関東にかけて上陸する恐れがあり、気象庁は注意を呼びかけている。
同庁によると、２９日正午現在の中心気圧は９３５ヘクト・パスカルで、中心付近の
最大風速は４５メートル。同日午前には那覇市で最大瞬間風速５０・４メートルを
観測した。
四国地方は３０日未明から風速１５メートル以上の強風域に入り、２９日正午からの
２４時間雨量は太平洋側の多いところで２００ミリと予想される。近畿地方が強風域に
入るのは３０日朝からで、同日の１時間雨量は多いところで８０ミリに達するという。
沖縄県内では強風で転倒するなどしたけが人が相次いだほか、那覇市では走行中の
トラックや乗用車が横転する被害が出た。
関西空港や大阪（伊丹）空港では、那覇行きなど計３１便の欠航が決まった。
神戸、高松など西日本各地でも、那覇への運航を取りやめた。また、大阪と
鹿児島県志布志市、宮崎市を結ぶフェリー計３便が欠航した。
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・那覇市おもろまちでは軽自動車が横転し、２０代の女性２人が頭部から出血(抜粋)
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※画像：
・強風にあおられ横転した軽乗用車（２９日午前、那覇市おもろまちで、画像は一部修整しています）＝泉祥平撮影
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・強風にあおられ、ひっくり返った軽自動車。乗っていた女性２人が頭や腹に軽傷を負った
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