12/09/28 12:38:44.35 UB4/Itwg0
日本は尖閣の中国領有は絶対に認められない。
なぜなら中国は尖閣について日本との間に領土問題が
存在するということを突破口にして、沖縄の帰属の正当性に
ついての発言権を手に入れようとしているからだ。
本来は今の中国政府には尖閣問題のみならず一切の
清朝時代の国家権益について継承する立場にはないのだ。
戦勝国を名乗ることもできない。
尖閣の領有について協議する権利を保有しているのは、日本と
戦った中華民国・台湾政府だけだ。
中国が戦勝国であるなら、韓国も北朝鮮も戦勝国を名乗ることができる。
沖縄の前身である琉球王国は清朝と徳川幕府に二股の従属を
誓約していたから、中国側の古文書には中国の属国を証明する
ものが多く残されている。
だから米国が沖縄を日本に返還することについて中華民国・台湾は
それを承認しなかった。
中国は尖閣領有を主張し、それを日本が領土問題と認識することで、
台湾の領有、沖縄帰属の無効化、と中華民国・台湾の保有権益を
全て自らのものにしようとしているのだ。