12/09/27 04:45:46.31 0 BE:982173593-PLT(12066)
>>1(の続き)
だが、総選挙後にもし安倍政権ができて、これらを実行に移すとなればどうなるか。
大きな不安を禁じえない。
隣国との緊張がより高まるのはもちろんだが、それだけではない。
前回の首相在任中を思い出してほしい。
5年前、慰安婦に対する強制性を否定した安倍氏の発言は、米下院や欧州議会による日本政府への謝罪要求決議につながった。
靖国参拝をふくめ、「歴史」に真正面から向き合わず、戦前の反省がない。政治指導者の言動が国際社会からそう見られれば、日本の信用を傷つける。
だからこそ安倍首相は河野談話の踏襲を表明し、靖国参拝を控えたのではなかったか。
>>1(の続き)
首相就任直後に中韓両国を訪問し、小泉政権で冷え切った中韓との関係を改善したのは安倍政権の功績だった。その経験を生かすべきだ。
それにしても、あまりにも内向きな総裁選だった。
■人材も活力も乏しく
安倍氏をはじめ5候補は、民主党政権の3年間を「国難」と断じ、自民党が政権に復帰しさえすれば震災復興も、領土外交も、日米同盟も、
景気も、雇用もうまくいくと胸を張った。
そんな甘い夢を信じる人がどれほどいようか。
国民の政治不信は民主党だけでなく、自民党にも向けられている。その自覚と反省がまったく感じられない。 (>>3-5へ続く)
asahi.com 2012年9月27日(木)付
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