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海上自衛隊が本年度中に導入予定のP1哨戒機について、
川崎重工業は26日、量産1号機の初飛行に成功したと発表した。
本年度中の4機を含め、2015年度までに計8機を納入する予定。
P1は現行のP3Cの後継機で、機体、エンジンなどすべてを新規開発した純国産。
実用機では世界で初めて光ファイバーを導入し、操縦時のデータ通信効率や
電磁波への耐性を上げた。08年から量産機の設計、製造を進めていた。
初飛行は25日昼、岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地で行われ、
川重のテストパイロット2人が乗り込んで離陸。約2時間半飛行した。
川重広報部は「問題はなかった」としている。
川重は01年から、空自の次期輸送機「XC2」と併せて開発を始めた。
大型機の2機同時開発は国内初。部品やシステムを一部共用して
コストを削減するためで、両機合わせた総事業費は約3450億円。
海上幕僚監部広報室によると、本年度納入分は、
海自厚木航空基地(神奈川県綾瀬市)に配備される。
(中日新聞)
2012年9月26日 21時07分
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