12/09/26 14:49:16.00 0
オランダの首都、アムステルダムに今年1月、初めて開店した北朝鮮のレストランが、
本国から派遣された従業員らが夜逃げし、開店からわずか8カ月で
廃業に追い込まれていたことがわかった。欧州での北朝鮮の
外貨獲得作戦は容易ではない、との見方も出ている。
現地からの報道によると、閉店したレストランは「ピョンヤン(平壌)」。
開店当初は、北朝鮮から派遣されてきた美女たちが、本場の
キムチなど朝鮮料理を出し、踊りや歌などのショーも提供していた。
しかし、派遣された従業員全員が8月中旬に突然、店内の装飾品や絵画など
約400万円相当を持ち出して逃亡。通報を受けた地元警察が従業員を
逮捕したが、2日後に釈放された従業員らは「店が経営不振で賃金が
未払いだった」とオランダ人経営者側を訴え、店は廃業に追い込まれた。
経営者のレムコ・バンダール氏は「冷蔵庫の中のものまで全部
持っていかれた。レストラン開業に費やした3年半がたった1日でパーになった。
裏切られた」と語った。同氏は「労働ビザや経営ノウハウを得るために利用された」として従業員側を訴えた。
北朝鮮は世界40カ国に労働者3万~4万人を派遣し、
賃金を「上納」することで年間約1億ドル(約78億円)もの外貨収入を得ているとみられている。
在スイス北朝鮮大使館は産経新聞の電話での問い合わせに
「コメントできない。二度と電話しないでほしい」と語った。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)