12/09/23 20:55:17.49 ZoJjA6pS0
今日朝鮮半島からの大規模な人の移動を示す遺物として朝鮮系の土器に注目されるが、
それらの故地や、流入時期、分布状況に際立った特徴のあることが指摘されている。
それによれば、土器の故地は加耶諸国を中心とし、
それらの流入は五世紀中葉から六世紀初頭に限られる時期に最も多いとされる。
また列島内における分布は、畿内の河内、大和にとりわけ多く、吉備、筑紫地方がこれに次ぎ、
半島からの地理的な距離にかかわらない偏在性が強く認められる。
(『アジアからみた古代日本』、『橿原考古学研究所論集』九)
大阪府の韓式土器分布図
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