12/09/23 00:46:26.84 IyFDHAVhO
>>97
論破
ヒトラーは、戦争部品をせっせと作ることで景気を良くしたが、好景気を持続するには、戦争してせっせと消費しなくちゃいけない。
一方で、この政策を広めていくと、もっと大きな戦争が必要になる。そのためには、敵を作る必要がある。
■ドラッカーの『「経済人」の終わり』
全体主義(ナチズム)の特徴として
▽軍需生産は、完全雇用を提供するための手段として膨張すること
▽それを正当化するために、戦争を至善のものとして位置づけること
▽これらの秩序に敵対する宗教やブルジョア、その象徴としてのユダヤは迫害されること
などを予言した。
▽『経済人の終わり』…1939年、ドラッカーが初めて書いた本。内容は「全体主義」について書かれている。全体主義の起源を明らかにした、世界で最初のもの
▽全体主義とは…「個人は全て全体のためにある」とする考え方。有名な例が、第二次世界大戦前のドイツに生まれたナチズム
実は、ドラッカーが初めて発表したのは、この全体主義に関する本。
『第二次世界大戦が始まる前に』、この本の中で、ドラッカーは「全体主義がどうなっていくか」を見事に言い当てた。
ナチスは絶対に危険だ。国家をも揺るがすことをやっている。
ところが、ナチスドイツだけを見ていると、国家が隆盛しているように見えてしまう。