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「バカ」な政府につける薬はあるのか
政府って、「バカ」だったんですね。同じ日に、「バカ」の証明をふたつもしてしまいました。
ひとつめは、「革新的エネルギー・環境戦略」という政策を閣議決定しなかったこと。
政府は、9月14日に「2030年代に原発稼働ゼロを可能とする」という目標を盛り込んだ上で、
同戦略をまとめたばかりでした。福島第1原発の事故がどれだけ大きな被害をもたらしたのかを考えれば、
将来的に「原発稼働ゼロ」を目標にするのは当然のことでしょう。
にもかかわらず、9月19日になると同戦略は閣議決定されなかったんです。
この5日間に何があったのかは分かりません。経済界の方々やらアメリカなどから
「そんな戦略を閣議決定したらダメ!」などとささやかれていたのでしょうか。
いずれにしても、閣議決定しない政策なんて、クリープのないコーヒーみたいなものになってしまいます。
国の歩む道を決めるのですから、さまざまな意見を聞いて、それらを調整するのは当然だとは思います。
しかし、すでに国民の多くが原発に不信感を抱いていますし、再稼働や新設を望んでいるのは
経済界など「原発=利益」となる人に限られていると思いませんか?
ならば、政府が「原発稼働ゼロ」を目標に掲げることに、何の問題があるのでしょう。
ふたつめは、オスプレイの安全宣言。9月19日に森本防衛相と玄葉外相が、
米軍の新型輸送機オスプレイの国内飛行を認める「安全宣言」を発表しました。
墜落した場合に実害をこうむる岩国市や沖縄県の人々が、オスプレイの配備自体に
反対の声をあげていることは、ニュースなどで多くの読者がご存じのことでしょう。
オスプレイについて考えるときに重要なカギとなるのは、操縦性の問題です。
車で例えると、車体や車の性能など車そのものには特に問題がないものの、
それを運転する人の技量によって事故の発生率が高まる。
さらに、これまでの事故の記録から考えると、かなり技量のある人が運転しても墜落することがある。
それがオスプレイの特徴だと言えます。
(続く)
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