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「侵略忘れた日本に中国人は怒って当然」 岩井俊二監督のツイートが物議
J-CASTニュース 9月20日(木)19時52分配信
ツイートが物議に
映画「Love Letter」などで知られる岩井俊二監督(49)が、
侵略戦争をしたことを忘れた日本に中国人が怒っても当然とツイッターでつぶやき、話題になっている。
日本政府が尖閣諸島を国有化したことをきっかけに、中国では、反日デモの名の下で暴力・破壊・略奪行為が相次いだ。
■「自国びいき受け入れがたい」「偏った愛国論は毒」
かつて柳条湖事件が起きた日の2012年9月18日は騒ぎがさらに広がったが、
岩井俊二監督はこの日、むしろ日本の対応に強い疑問をぶつけた。
石原慎太郎東京都知事の挑発に国が乗ってしまい、中国ともし紛争に発展したらどうするのかと、
ツイッターでつぶやき始めたのだ。
岩井氏は、日本はかつて中国に対して侵略戦争を行ったとし、
「侵略された国がまだ怒っていても当然」とする。「それで相手国ばかり責めたのでは相手だって怒り出すのが道理」として、
日本は、相手の立場でもう少し考えるべきだと指摘した。
日本のメディアも中国のことを悪く言い過ぎており、祖国を悪く言われたらどんな気がするかを
考えなければならないと言う。そして、「どの国の国民もみんな被害者」とし、
「こういう時は国境を越えて同じ気持ちの仲間が連帯して今の平和を守らないと」と訴えた。
ツイッター上で、中国や韓国で行われている反日教育をどう思うかを聞かれると、
岩井氏は、「(侵略を)忘れてしまってる日本の方がどうかしている」と応じた。
自国びいきの歴史解釈は受け入れがたく、偏った愛国論は毒だとも言っている。(続く)
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