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中国核保有 約430発と思ってたら 3000発以上
中国が保有している核弾頭の総数は米露両国が予想していた約430発のほぼ7倍の3000発以上に達し、
中国全土に張り巡らされた総延長5000キロにも及ぶ地下トンネル内の軍事秘密基地に隠匿されていることが
明らかになった。元米国防総省(ペンタゴン)の元高官で、ジョージタウン大教授のフィリップ・カーバー氏らの
研究グループがこのほど米連邦議会の公聴会で公表した。
カーバー氏らは2008年5月に発生し、6万人もの犠牲者を出した四川大地震で、白い防護服を着た
中国人民解放軍の核技術者数千名が被災地に動員されたことや、被災地の地表の陥没状況などから、
大規模なトンネルが存在し軍事秘密基地が建設されていることに気づいたという。
カーバー氏は冷戦時代、ペンタゴンで核戦略研究に携わり、共和党の政策スタッフとして、
中国の核兵器開発をウォッチしており、中国軍の資料から大量の核ミサイルが地下に保存されている事実を
把握していた。ペンタゴンを退職後、同大学に移っても、中国の核戦略についての研究を続け、
インターネットの衛星画像地図「グーグル・アース」や中国の軍事専門誌、戦争や軍を扱った中国の
テレビドラマや映画などから、大規模な地下トンネルを主体とした軍事秘密基地の存在を確信していた。
中国軍は2009年12月、中国中央テレビ局の番組の中で、軍のミサイル専門部隊である第2砲兵部隊が
15年間にわたって、中国各地で地下トンネルを堀って、秘密基地を建設し、核兵器を貯蔵していた事実を
認めた。このテレビ番組では、地下トンネルは総延長5000キロにも及び、
「地下の万里の長城」と呼ばれていることも明らかになった。
そしてこれらの事実から、中国が保有している核ミサイルの数について、「3000発以上」と割り出した。
中国軍は核ミサイルの保有数を発表しておらず、米国など西側では「435発」というのが定説になっていた。
これは、1960年代末、ペンタンゴンが各種情報によって発表したもので、それ以来、この数字が定着していた。
ところが、核兵器を貯蔵するための地下トンネルが5000キロに及ぶことが分かり、核ミサイル1発貯蔵するのに
トンネル10キロは必要ないことから、研究グループでは「3000発」という数字が妥当との見方を明らかにした。