12/09/17 20:44:16.61 TsNCAytv0
>>602
〇高速増殖率はプルトニウムの生産速度が遅い。高速というのは、高速中性子の高速。
増殖が速いわけではない。もんじゅのプルトニウム倍増には、90年もかかる。
〇高速増殖炉は技術的な不具合も多く、現在のところ、高速増殖炉の技術を確立できた国はない。
〇このため高速増殖炉の技術を持つ既存核保有国も、核兵器用プルトニウムは、黒鉛炉か重水炉で製造。
〇常陽は事故により、分解・廃炉すら不能。数百年間はこのままにしておくしかない、恐るべきお荷物。
〇もんじゅは技術的トラブルの多発と老朽化により、これ以上稼働させられる見通しなし。
〇そもそも、輸入ウランは原子力協定(条約)によって核武装に使えない。IAEAにより厳重な監視。
日本が核武装した際には、輸入した核物質、部品、資材、技術は、輸入元の求めに応じて返還の義務。
〇六ヶ所村再処理工場は、技術的な不具合が多発して、当面稼働の見通しなし。プルトニウムの抽出は、英国や仏国に依存。
(結論)
電力会社の軽水炉、核燃料サイクル、もんじゅ、常陽は、
核武装につながっていない。むしろ邪魔にしかなっていない。