12/09/12 13:42:16.91 P
○秋葉原無差別殺傷事件 加藤智大被告、2審も死刑
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われ、1審東京地裁で死刑と
された元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(29)の控訴審判決公判が12日、
東京高裁で開かれた。飯田喜信裁判長は、1審判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。
1審に引き続き、責任能力が争点。弁護側は、犯行状況の記憶に欠落があること
などから、「何らかの精神障害で心神喪失か耗弱(こうじゃく)だった疑いがある」と
主張していた。
加藤被告は今年6月に始まった控訴審に一度も出廷せず、被告人質問も実施
されないまま結審した。
一方、控訴審で意見陳述した遺族は「なぜ出廷しないのか。事件を反省し、被害者と
遺族におわびする気があるとは思えない」などと加藤被告を非難。「絶対に許せない。
死をもって償ってほしい」と極刑を求めていた。
昨年3月の1審判決は、加藤被告が犯行を3回もためらったことや逮捕後に警察官に
涙したことなどを挙げ、「精神障害を疑わせる事情はなく、刑事責任を問うことに十分な
能力を備えていた」と完全責任能力を認定。「白昼の大都会で起きた事件で日本全体が
震撼(しんかん)した。多くの生命を奪って刑事責任が最大級に重いことは明らか」
として死刑を言い渡した。
1審判決によると、加藤被告は平成20年6月8日、秋葉原の交差点にトラックで突入し、
3人をはねて殺害。さらにダガーナイフで4人を刺殺し、10人にけがを負わせた。
□ソース:産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)