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世界遺産の合掌造り集落がある岐阜県白川村荻町で、個人経営の有料駐車場の強引な客引き行為に、
観光客らから苦情が相次いでいる。
秋の行楽シーズンを前に、村や白川郷観光協会は、ホームページなどで村営駐車場の利用を呼びかけ、
民間駐車場の経営者らにも中止するよう求めるなど、トラブルやイメージ悪化を防ごうと懸命だ。
民間駐車場は主に集落内のメーン通りにあり、現在は4軒が計100台分余りの駐車場を経営する。
通りに出て強引に車を止める姿も目立ち、村は「交通渋滞や事故の原因にもなる」と指摘。村営駐車場
(普通車188台、大型車38台)の利用も減り、集落保全のため徴収する協力金(普通車200円)は
年約4500万円の想定を1000万円ほど下回るなど、修繕にも一部影響が出ているという。
夏休み中の先月には、村などに「村営駐車場に行こうとしたら、強引に駐車させられた」「観光前から
嫌な思いをした」などの苦情が相次いだ。このため、村はホームページで現状を広く知ってもらい、
トラブルを回避しようと、村営駐車場の利用を呼びかけることにした。同協会も「個人有料駐車場に
断固反対する」との文章を掲載した。
村などが中止するよう求め、民間駐車場は昨年秋以降、減ってきているが、一部は「生活のため」などと
して応じないという。成原茂村長は「このままでは、世界遺産の価値に傷がつく」と危機感を募らせる。
同協会の山腰博文会長も「今後はマイカー規制の検討も必要ではないか」と話している。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)