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★同じ紀伊半島でなぜ? 自殺率近畿最悪の和歌山 奈良、三重と連携調査
・人口10万人あたりの自殺率が近畿2府4県で最も高い和歌山県。一方、隣接する奈良県は
全国で最も低く、三重県も同様に低い。同じ紀伊半島に位置しながら、その差が生じる要因は
どこにあるのかを把握し自殺防止対策に生かそうと、和歌山県は両県と連携して、自殺に関する
意識や背景を探る調査に乗り出した。
厚生労働省の平成23年の人口動態統計によると、県内の自殺者は236人で、人口10万人あたりでは
23・8人と全国平均(22・9人)を上回り、全国ワースト20位。近畿2府4県では、兵庫県(22・8人)や
大阪府(22・4人)よりも高くワースト1位だった。
一方、隣接する奈良県は10万人あたりの自殺率が17・4人と全国で最も低く、三重県も19・8人で
全国43位だった。
そこで県は、両県と合同で調査を行い比較することで、なぜ県内で自殺が多発するのかを探り、
効果的な自殺防止対策につなげることにした。
調査は県内の20歳以上の男女各1500人を対象に実施。健康状態や生活習慣、悩みや
ストレスなどによる病院の受診経験、ストレス解消法、死にたいと考えたことがあるかなど
約30項目の質問にこたえてもらう。
回収した調査票は、精神科医や弁護士などの専門家らに分析してもらう予定で、県は、
3年ぶりの見直しで今年度中に新しく策定する自殺防止対策方針に反映させたい考えだ。
担当課は「自殺者を一人でも減らすための一助にしたい」としている。
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