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・『闇金ウシジマくん』。その直視しがたいほどのリアルさに、映像化は困難だと思われていた
同作品。原作者の真鍋昌平氏に映画のこぼれ話やマンガの裏話などを伺った。
―いまのアイドルブームをマンガにしてみたいと思いますか?
真鍋 一時期、地下アイドルの話をやりたいなって思って取材はしたんですけど、『闇金ウシジマくん』では
ちょっと難しいでしょうね。熱量がすごすぎて。あ、でもアイドルファンの方の部屋をモデルに絵を描いたことは
ありますよ。「サラリーマンくん」編(『闇金ウシジマくん』10巻~12巻)のときの板橋清の部屋がそうですね。
―あの汚部屋ですか!
真鍋 部屋を撮影させてもらった後、一緒にとんかつ屋さんに行ったんです。そこで、いくらでも
好きなものを食べてくださいって言ったんですけど、キャベツだけ何度も何度もおかわりするんですよ。
キャベツはおかわり自由だから、たぶんキャベツならいくら食べても俺に対して気兼ねしなくて済むと
思ったんでしょうね(笑)。そういう、その人なりのプライドが見える瞬間がおもしろいですね。
―それにしても毎回ものすごい量の取材をされてますよね。出会いカフェもかなり取材されたと
思うんですが、どういうコが多いんですか?
真鍋 パチンコ屋で働いて腰悪くして、仕事できなくなったからここに来ました、みたいなコですね。
外に連れ出して心付け(連れ出し料)くれって何度も何度も頼まれるんですよ。でも俺もボランティアで
来てるわけじゃないし(笑)。
―あ、かわいくなかったんだ(笑)。
真鍋 あそこにいる女の人たちの下品さが印象に残ってますね。お金も食事も、おごってもらって
当然というのが染みついてる感じ。映画でもウシジマくんが未來(みこ)役の大島優子さんのことを
「あいつは感謝する心を少しずつ金に替えてる」と語るシーンがあるんですけど、俺もまったく
同じことを感じました。まあ、向こうから見たらこっちは気持ち悪い金づるでしかないですから当然ですね(笑)。
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