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民主党代表選が10日に告示され、再選を目指す野田首相のほか、赤松元農水相、原口元総務相、鹿野前農水
相が立候補を届け出て、共同記者会見に臨んだ。
午後1時半すぎ、野田首相は会見に先立ち、出陣式で「党を再生し、引き続き、この国に生まれた人たちに、日本に
生まれて良かったと思える国を造るために、未来世代もおもんぱかった政治を続けるために、中途半端に政権を投げ
出すわけにはいかない」と述べ、再選に向けた決意を表明した。
今回の代表選では、野田首相に対し、3人の対抗馬が出馬した。
赤松元農水相は「国民の皆さん、『民主党もっと頑張れ』と言ってくださる皆さん方に対して、その責任を果たしてい
きたい」と述べた。
原口元総務相は「国民の皆さまに約束したことをしっかりと守り、マニフェストに書いてないことはやらない、書いていることをやる。
この原点を、しっかりと皆さんと確認したい」と述べた。
鹿野前農水相は「民主党を立て直していきたい。至らない鹿野道彦ですが、立候補する決意をした次第であります」と述べた。
共同会見では、各候補者から、震災復興や経済財政政策、自民・公明との3党合意や、解散総選挙の時期などにつ
いての考えが示されることになるとみられる。
代表選は、現時点では野田首相の再選が濃厚な情勢だが、21日投開票に向け、各陣営が支持拡大を目指す。
動画あり
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