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岩手県南部の公立小学校に通う６年生の女子児童が、同級生からいじめを受けているとして
転校を予定していることが７日、分かった。
児童は４年生の頃から被害を受けていたというが、学校のある自治体の教育委員会に報告はなく、
事態を把握したのは７月末だった。教委では「学校との連携が機能しなかったことを
深く反省している」と話している。
教委によると、児童の保護者が７月末に教育相談機関に相談したことを機に、
事態を把握した。児童は４年生の時にこの学校に転入し、同級生から悪口を言われたり、
児童の持ち物を隠されたりしていた。学校でも関係児童から聞き取りを
行うなどしてきたが、解決に至らなかったという。
８月以降に教委が児童の保護者と面談し、児童が医師から
心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）と診断されていたことなどの説明を受けた。
教委は児童や保護者の意向に沿い、転校予定の学校や教委などと連携を取る。
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