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東京都板橋区の病院が二〇一〇、一一年に行った区民の健康診断で、非常勤医師として診断にかかわった
四十代の男性が医師免許を持っていない疑いがあることが七日、区や病院関係者への取材で分かった。
男性は実在する医師になりすましていた。男性の健診を受けた可能性のある受診者は約二千三百人に上る。
病院は男性を医師法違反の疑いなどで刑事告発する方針。
現在、病院は健診結果の見直しを進めており、これまでに生命にかかわるような重大な見落としや間違いは
ないとしている。ただし、結果の訂正が必要と判明した受診者も約百人おり、再受診の手続きを取っている。
健診は区の委託事業。病院は、区健診は勤務医以外で行っており、男性については、都内にある医師専門の
人材紹介会社を通じて雇用した。二年とも六月から十一月まで週一、二日の割合で勤務。男性は、問診と、
エックス線写真や心電図の診断、受診者への結果説明を担当していた。一般外来など健診以外の医療行為は
行っていない。
男性は人材紹介会社や病院に、医師免許証のコピーを提出し、医療機関の勤務医だと説明していた。
しかし医師免許証に記載されていたのは、実在する他人の医師の名前だった。
男性は実際は医療系予備校の講師で、予備校や住民票では別の名前を使っている。
今年六月、予備校関係者から病院へ、「男に医師免許がない疑いがある」と連絡があり、発覚した。
病院は本人に医師免許証の原本を求めたが「実家にある」として見せず、代わりに医師免許証の記載と
同じ名前がある、偽造したとみられる国民健康保険証を見せた。病院が厚生労働省に医師登録を確認すると、
生年月日などが違っており、男性が実在する医師をかたっていたことが判明した。
病院関係者によると、実在の医師は「自分は男性とは無関係」と話しているという。病院側は現在、男性と
連絡が取れない状態。病院関係者によると、人材紹介会社は、ほかの病院にも、この男性を紹介したことが
あると説明しているという。
ソース
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