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日本共産党の紙智子参院議員は5日、たばこに含まれる放射性物質ポロニウムの健康影響に
関する質問主意書を政府に提出しました。
主意書は、厚生労働省の資料から、たばこを1日1箱半喫煙する人のポロニウムによる放射線
ばく露量が年間80ミリシーベルトに及ぶことが明らかになったことに言及。喫煙によるポロニウム
ばく露による健康被害が1日1箱を15年間すってきた喫煙者では喫煙によるがん死亡リスクが
約1%程度、50年間すった喫煙者は約4%程度になることを指摘しました。
その上で、ポロニウムによるばく露量は「放置することはできない」と強調。
(1)原発事故に由来する放射性物質による被ばくや受動喫煙による被ばくなど、問題をトータルに検討し、
早急な対策を講じること
(2)これまでたばこに対する除染対策をとらなかった理由を明らかにすること、今後、たばこにたいする
除染措置を早急に実施すること
(3)たばこ表示に放射性物質ポロニウムが含有していることを明記すること―を求めています。
ソース しんぶん赤旗 2012年9月7日
URLリンク(www.jcp.or.jp)