12/09/10 08:25:28.90 9RcmYIf10
> 毎日二箱(40本)吸う常習喫煙者が20年あるいは25年間で吸いこむアルファ粒子の量を繰り返し計算した。
> 紙巻きタバコ一本当たり平均16mBqのポロニウム210が含まれているとして、その32%を喫煙者が吸いこみ、
> 毎日40本喫煙すると、肺の中には毎日16×0.32×40=24.5mBqの放射性物質が入り込む。(1Bq=原子核崩壊が1秒間に1個)
> アルファ粒子1個から放出されるエネルギーは5.3MeVである(Hall, 1987)から、肺は毎秒24.5/s×5.3MeV=130 MeVのエネルギーを受ける。
> アルファ粒子は小さな気管支の分岐部に選択的局所的に付着してホットスポットを形成しているから、
> アルファ粒子が付着している肺組織の比率は全体の4%つまりわずか40g(体積で40.)となる。
【ここの翻訳はおかしい。付着しているのはアルファ粒子ではなくPo-210(あるいはPb-210)】
> したがって、40gの肺組織に毎秒130MeVのエネルギーが付与されるのだから、1gあたり3.25MeVの付与となる。
> 放射性粒子の平均肺内滞留時間を120日とする(Radford & Martell, 1975)と、25年間で、喫煙者の肺全体には、
> 3.25MeV/sg×120日×s/25年となり、1rad当りのエネルギーを6.24×107 MeV/gとすれば、
> 肺吸収線量は41radとなる(Effects of pollution on health,1972)。
> したがって、25年で41rad、20年で33radの被ばくとなる。
> アルファ線の生物学効果比20をかけるとradをremに変換することができる
> (Committee on Health Risks of Exposure to Radon, 1999; Rego, 2009)。
> ちなみに、ベータ線、X線、ガンマ線の生物学効果比はおよそ1である(Hall, 1987)。
> 結局、毎日2箱の喫煙者が25年あるいは20年で肺に取り込む放射線量は820rem、660remとなる
> (Committee on Health Risks of Exposure to Radon, 1999; Rego, 2009)。