12/09/04 23:57:27.39 0
自民党総裁選(14日告示、26日投開票)は、次期衆院選後の政権の枠組みが主要争点になりそうだ。
再選を目指す谷垣禎一総裁は社会保障と税の一体改革の推進に向け、民主、自民、公明3党連携に軸足を
置く。これに対し、有力候補とされる安倍晋三元首相は橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」との関係を
重視している。他の出馬予定者を含め、各陣営の戦略に影響しそうだ。
「決まらない政治の中でああいう形ができた。それを軌道に乗せるまで私が責任を持ってやらないと
いけない」。谷垣氏は3日、自民党の古賀誠元幹事長との会談で、民主、公明両党との3党合意を持ち出し
ながら、総裁選出馬の決意を伝えた。
谷垣氏は党内に反対論もある中、野田佳彦首相が掲げた消費増税法成立に協力した。政権復帰を果たした
場合、これまでの自公両党に民主党を加えた3党の枠組みで社会保障改革をスムーズに進めたい考えと
みられる。
民主党と連携すれば、自公両党だけでは過半数割れの参院で「ねじれ」を解消できるとの思惑もある。
民主党と連立を組まなくても、一致する政策ごとに協力する「部分連合」も視野に入れる。
ただ、谷垣氏は古賀氏の不支持表明で出馬に厳しさが増しており、谷垣氏の「民自公」路線継続には
不透明さもつきまとう。
一体改革をめぐる3党協議の実務者を務めた町村信孝元官房長官も基本的に「民自公」路線だ。1日の
街頭演説では「自民党だけで全てを決めようとは思わない。民主党の中には立派な方もいる」と強調した。
(>>2-に続く)
▽政権枠組みをめぐる有力候補のスタンス
URLリンク(www.jiji.com)
▽時事ドットコム
URLリンク(www.jiji.com)