12/09/03 15:33:06.29 0
・東京都の尖閣諸島調査がきのう2日に行なわれた。といっても、政府は上陸を許可しなかったので
ゴムボートや漁船による海上からの調査だ。そのためか、確認された中身はなんとも他愛も
ないものだった。
調査団は都職員、不動産鑑定士、海洋生態学者など25人で、チャーターした海難救助船で午前5時ころ
魚釣島の沖に到着した。さっそくゴムボートや小型漁船で周囲を調査―すなわち見て回った。魚釣島は
平地が少ないと思われていたが、意外にある(見りゃわかる)。かつての船着き場は小型船ならいまも
使える感じだ(接岸すればいいのに)。
北側に滝のような流水(標高が300メートルもあれば水は流れるわな)、南側に巨大な洞窟を発見。
観光資源になる(こいつは面白そうだ)。野生のヤギもいて、駆除しないと自然が危ない(今頃何を…)。
北小島、南小島に住居跡などを確認などなどだ。どれも、地元の漁師に聞けばもっとよくわかるだろう
といった内容だ。「都が購入するための調査」とはいえ、この費用が2500万円なのだという。おまけに、
不動産鑑定士だと? 島の値踏みなんてできるのか。
そもそもが政治的なアクションだ。都がやる仕事とは思えないことに、石原知事が乗り出したら
14億円の寄付が集まった。所有者の意向もよくわからない。
中国はたちまち反応。中国国営テレビは「日本が釣魚島に違法調査を行った」と3分半に
わたって伝えた。政府も「無効だ」と抗議はしたが、 全体としては「右翼(石原)の茶番劇。
政府にプレッシャーを掛けるおそれがある」と抑えた見方だ。
ただ、これは当然ネットにはねかえって、「戦争がもうすぐ始まる」「老いぼれ(石原知事)を逮捕しろ」
という騒ぎ。その石原は「もう待てませんわ。漁民も守れないなんて」と政府を攻撃する。
「10月には私も行く。上陸して逮捕されてやる」なんて言っている。
調査に専門委員として参加した海洋学者の山田吉彦氏は電話で、「(買収は)早くやらないと
いけない。漁船の衝突から2年、中国側の進出が止まらない」と話す。
青木理(ジャーナリスト)「政府が30年間何もしなかったのには理由がある。いま刺激する時かな」と
懐疑的だ。当然だろう。(抜粋)
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