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尖閣、竹島の領土問題で世論が先鋭化する中、これになぜか“スルー”を決め込んでいるのが、橋下徹大阪市長だ。
「外交、防衛は国の専権事項」としている橋下氏にしてみれば、当然のことかもしれないが、『大阪維新の会』が
松浪健太氏をはじめとする現職国会議員に接触し“国政進出”を目指すからには、
ぜひとも考えを伺いたいところ。しかし、そのダンマリには、橋下市長と維新の内部事情が影響しているという。
「橋下さんと維新の会の背後には、統一教会の存在がある。その対応をめぐって内部対立があり、
橋下さんの口をつぐませているようなのです」(自民党関係者)
『統一教会』と維新の関係は、これまで幾度か噂が流れているが、先頃もそれを象徴する出来事があった。
「'07年の高槻市長選挙で統一教会との関係が取り沙汰された、経営コンサルタント・吉田康人氏の住吉区長の起用です。
吉田氏は高槻市長選の際に統一教会会員ではないことを明らかにし“会員説”を誹謗・中傷と主張していた。しかし一方では教会の行事に参加し、
選挙の際にも会員の協力を受けていたことを認めている。信者ではないにせよ、深い関係があることは明らかでした」(全国紙記者)
実は、吉田住吉区長と維新の関係は8年前にまでさかのぼる。
「野球評論家の江本孟紀氏が大阪府知事選挙に出馬した際、その陣営の中心にいたのが、松井一郎大阪府知事、
維新の会政調会長の浅田均氏、そして吉田氏です。今回の吉田氏の住吉区長起用の背景には、当時の人間関係があるとみていいでしょう」(同)
維新の背後には、統一協会以外にも民族主義、超保守主義団体の存在が口々に上っている。
「民族主義者、維新の関係者、加えて昨年の統一地方選挙で問題になった“ニセ維新”の連中らが連携し、
橋下市長に今回の外交問題で発言するよう迫っているようなのです」(同)
ソース 週刊実話
URLリンク(news.livedoor.com)
(続)