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☆スワップと韓国経済のおさらい
◆GDPに占める韓国の貿易依存度、約97%(日本は30% URLリンク(www.globalnote.jp))
URLリンク(www.mofa.go.jp)
韓国の貿易依存度からすれば、スワップ停止は韓国経済にとってダメージ以外の何ものでもない。
そもそもスワップとは、締結時のレートでの通貨交換を保証しているもので、1円10ウォンで5兆円締結すれば、
韓国ウォンが暴落して1円100ウォンになったとしても1円10ウォンで5兆円分交換しますという保証。
よく李明博が、「韓国は使っていない」というのは ”まだ交換されていない” という意味であって、実際にはスワップのもう一つの用途で使われている。
もう一つの用途というのが重要で、スワップはその額面通りの意味だけではなく、日本が韓国の紙幣が紙切れになったとしても無条件で5兆円(ドル建てで700億ドル)支払うという事だから、
海外依存度が高い韓国が、海外と取引する際の韓国通貨の保証になっている。(ウォンはそもそも基軸通貨ではないため元々信用度が低い)この通貨保証の意味合いのほうがはるかに大きい。
ご存知のように、韓国は自国で生産した商品を海外で売る時の競争力を高めるために、ウォン安政策をとっている。
ウォン安になれば海外競争力が高まるからであり、事実そのおかげで海外でのシェアを伸ばしている。
しかし、通常であれば財政上の裏付け(金の保有など)も無いのにそこまで通貨を発行すると、極度のインフレに陥って、想定以上にウォンの価値が下がるものだが、ある一定のところでとどまっている。
それこそがスワップの効果だ。日本のスワップ5兆円があるために、そこまでは保証されているというわけだから、海外の投資家や取引相手はウォンではなく、その背後にある円を見て取引ができるということだ。