12/09/02 00:06:26.65 0
【ベルリン=三好範英】腕などに障害のある子供が生まれる薬害を
世界的に引き起こした医薬品「サリドマイド」を製造するドイツの製薬会社グリュネンタールの
ハラルト・シュトック社長は8月31日、被害者に対して初めて謝罪した。
シュトック氏は独西部シュトルベルクで行われた被害者記念碑の除幕式で挨拶し、
「被害者に対しもっと早く歩み寄らなかったのは遺憾」と述べた上で、
「50年もの間、沈黙していたことを謝罪する」と述べた。同社はこれまで、
薬害が起こした悲劇への「遺憾の意」は表明していたが、謝罪はしてこなかった。
グリュネンタール社は1957年からサリドマイドを販売、
つわり止めなどとして妊婦に服用された。その結果、全世界で
推定約1万人の子供が障害を持って生まれた。
同社は61年にサリドマイドの販売を中止した。
(2012年9月1日23時24分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)