12/08/31 12:36:49.94 JVEvCi750
放射能汚染レベルを県単位で比較することはほとんど意味ないのがわかっているが
敢えて福島以外を分析すると
①福島県境が一番酷く汚染されたのは宮城。
この県境から一歩宮城側に入った地点の土壌等調査すれば、福島に次いで汚染が酷いのは宮城ということになる。
しかし面積的には微々たるものであり、県境から数km入ると汚染は激減する。
福島県境から最初のPAである蔵王PAで計測すると、宇都宮市内である上河内SAと同等かやや軽いレベルであり
仙台まで到達すると神奈川でも軽い方の地域の汚染レベルになってしまう。
②高濃度汚染地域に住む人口が一番多いのは千葉。
柏・松戸・我孫子等東葛地方をを中心に県内だけで約200万人以上、
茨城の取手・守谷・牛久・土浦等、埼玉の三郷、東京の葛飾区等を加えると
300万人を軽く超える人口が一帯の高濃度汚染地域に住む。
③高濃度汚染された面積が県全体の面積に占める割合が最も大きいのは群馬。
県庁所在地である前橋は宇都宮同様に助かったことになっているが
県全体の面積の7~8割が高濃度汚染されてしまったことが文部科学省マップ等で確認されている。
これら3県に比べると栃木の汚染は目立たずにすんでいる。
しかし実態は、栃木は北半分、つまり群馬には及ばないが県全体の約半分が高濃度汚染され
そのうちのさらに約半分は宮城の酷いところよりちょっぴりマシでしかない汚染を受けており
これは柏や群馬の酷いところの倍以上の汚染レベルであり、福島中通りの平均的な汚染となんら変わらない。
風評被害が上記3県を中心とした他県にいくことで栃木は助かっている部分があるが
最も酷い千本松は郡山と同レベル汚染であり(宮城で人がいるところにこんな酷い汚染はない)、
栃木はこんな汚染状況の中で、福島や柏のように騒がれないからといって、平然と原発事故前と同じにしていていいのか
子供達や若い女性に福島同様の注意深い生活を指導しなくていいのかという、忸怩たる思いがある。