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札幌市西区のアパートで独り暮らしをしていた男性(59)が先月死亡していたことが26日分かった。
北海道警札幌西署は餓死した可能性があるとみている。同市では今年1月に知的障害のある妹とその姉が
孤立死した問題があり、生活困窮者の見守りを強化していたが、男性は対象外だった。
同署などによると、7月11日、管理会社からの通報を受けた署員が、ベッドで亡くなっている男性を
発見した。ミイラ化しており、死後3~4か月たっているとみられる。男性の部屋にはテレビとベッド
しかなく、現金は、旧百円札(1966年に廃止決定)1枚が財布にあっただけだった。
司法解剖で死因は特定できなかったが、同署幹部は「室内に食料品がなく、餓死した可能性がある」としている。
(2012年8月27日10時07分 読売新聞)
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