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★余録:「政治屋は次の選挙を、政治家は次の世代を考える…
「政治屋は次の選挙を、政治家は次の世代を考える」とは米国の上院議員がむかし口にした言葉だが、
皮肉好きの英国人にはこんなセリフがある。「外交とは次の世紀を考えること。政治とは金曜日の午後までどう過ごすかを考えること」
▲お隣の大統領が竹島に上陸して反日世論をたきつけた。日本にも威勢よく強硬世論をあおる政治家がいる。
外交に必要なのは蛮勇ではなく、長い目で共益を考えることができる知性と理性だ。火の粉をまき散らしてばかりでは未来に無責任ではないか
▲イオン環境財団が主催する日中韓学生交流環境フォーラム(毎日新聞社、中国青年報社、朝鮮日報社後援)が先日まで日本で開かれ、
3カ国の学生約60人が参加した。竹島や尖閣諸島の影もなく、充実した1週間だったという。
「これまで中国、韓国と聞いて思い出すのは政治家の顔だったが、いまは一人一人の表情が見える」と早大生が感想を語っていたのが印象的だった
▲日本の若者は変わらず韓流スターやドラマに親しみ、ソウルでは両国の若者がいつも通り談笑している。
互いの文化や製品のボイコットを誰かが叫んだりしたところで、若い世代の健全さまで奪うことはできないだろう
▲国と国の関係は多面体だ。カッとなってにらみあう人たちもいれば、フォーラムの参加者たちのように、新しい友情と絆を育む交流もある。
どちらに日中韓の未来を見るかは言うまでもないはずだ
▲政治の要諦は「無事を事とす」だと老子にある。平地に波風を立てず、無用な摩擦やあつれきを生んだりしないことだ。
3カ国の明日の世代の足を引っ張る政治家はいらない。
毎日新聞 2012年08月26日 00時08分
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▽前スレ★1の投稿日2012/08/26(日) 02:35:12.08
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